ぞっこん2-2

長編の第二章、二回目です
            ぞっこん2-1とあらすじはこちらからどうぞ

ぞっこん2-2

 昼休みになると俺は学校中を探し回り、ようやく校舎裏でターゲットを見つけ出した。そいつは手入れのまったく行き届いていないだろう茂みに這いつくばり、まるで狙撃を行うスナイパーのようにカメラを構えている。
 レンズが向けられた先には、みつあみの女の子がベンチの上に座っていた。眠っているのか、その両目は伏せられたままで、茂みに隠れた不審者に気付く様子はない。
「何してんだ、てめぇはよ」
「へぶっ」
 寝そべる男に近づき、その頭を思い切り踏みつける。自分の身体を痛めつけることになったが、通報してくれといわんばかりのポーズを衆目に晒し続けるよりはマシだ。
「いったぁい! 何すんのよ!」
「やかましいっ、気持ち悪い喋り方すんな!」
 鼻を赤くさせながら、涙目で抗議してくる男を全身全霊かけて怒鳴りつける。
 口調どころか、テンションや仕草まで女のときから変わっていなかった。まさか、教室でもこの調子でいたんじゃあるまいな。

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Author:巫

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・小説モドキを主に不法投棄します
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・……上記のように妙な言い回しをする悪癖あり

・モドキとはいえ小説を公に無断転載してはいけません 常考
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