黒組4 バレンタイン後編

バッドエンド成分を含む、ダークっぽいTS短編です

VTからだいぶ間をおいての後編です

とりあえず直接表現は回避しているものの、そこそこエロい気がします

なので、18歳未満は読んだらダメです

ジャンル系統:憑依

バレンタイン 後編



「は……はぁっ、ふぅっ」
 薄暗くかび臭い体育用具室に、女の嬌声と体臭が充満する。
 それが興奮をさらに呼び、僕の手はさらに激しく前後に動いた。
「ひゃくっ、こ、この女……気持ち、良すぎ……ああっ」
 喘ぎ混じりの女の声で、男言葉を使う。身体中がゾクゾクとして、手を動かす以外の動作に気が回らなくなる。
 唇の端からヨダレを流して、夢中で自慰をする少女。それが今の僕だ。

 バレンタインに受け取った、「憑依成分」の含まれた六粒のチョコレート。
 それを食べた僕は、頭の中に思い浮かべた女を乗っ取ることが出来た。
 声も手も足も、女の全部を自分の思い通りに出来る喜びに、僕は興奮のし通しだ。

 クラスメイトの朝子に乗り移り、女子トイレでオナニーをしたときから、欲望の疼きが止まらない。
 一通り身体を弄り倒した後は、彼氏との待ち合わせも、友達の呼び止める声も全部無視して、朝子になった僕は体育用具室に入った。
 僕の本来の身体が、その中でぐったりとしているのを横目に、パンツ越しにアソコを弄る。それをもう、何回繰り返しただろう。
「は、あ、ああああーーーーっ!」
 全身がまたもや震え、女の身体でイク。
 男とは快感のレベルが違う絶頂に、頭の中が白んでいく。これももう何回目かわからない。
「はー……はー……すげぇ……」
 下着はもう、びしょびしょだ。僕がこの身体から離れたら、この身体の持ち主はどんな反応をするだろう。それを考えると、また興奮してきた。男と違って女のカラダは底なしだ。
「……まぁ、いま離れたら、僕が大変なんだけどね」
 ぐったりと動かない僕の体を見る。
 ふと、その手に持つチョコレートが目に入った。
 僕にこの快感を教えてくれた、素晴らしいチョコ。誰がくれたのかは知らないが、感謝しよう。

────イチ、ニー、サン

「ん?」
 窓の外から、声が聞こえた。
 覗いてみると、体育用具室の傍にある武道場が見える。
 袴姿の女たちが、真剣な眼差しで竹刀を振り回していた。
「女子剣道部、か」
 練習なんてご苦労なことだ。
 どうせ、インターハイだって予選一回戦落ちの弱小なんだから、真面目に練習をしていても無意味なのに……。
「棒を振り回すより、オナニーでもしてろよ……」
 剣道部員の顔を眺めながら、彼女たちが竹刀をアソコに突き刺す妄想をする。
 朝子の体は、また濡れてきた。
「……そうだっ」
 「僕」を見る。正確には、僕の持つチョコをだ。
「これ……まだ使えるよな」
 朝子の唇を釣り上げて、邪悪に笑う。
 少なくとも僕はあと、五人もの女たちを乗っ取れるわけだ。
「あはぁ♪」
 期待に胸を膨らまし、僕はそのまま、朝子の体でもう一度オナニーをした。

 ────────

「ん……ちゅ……くむっ」
「ちゅ……れろ……んんぁ」
 体育用具室に、悪臭すれすれの女の匂いが立つ。
 しかしそんなことはお構いナシに、僕は朝子の唇を貪った。
 けど、朝子の舌も、負けじと僕に────剣道部の勇美の舌に絡みつく。
「ふむぅっ、んぁ……」
「ふんぅっ、あぅ……」
 勇美の僕が嬌声を上げると、朝子も同じようになまめかしい声を上げる。
 そして────
「朝子のカラダ、気持ち良さそうだな「僕」」
「い、勇美のカラダだって、感度はばっちりじゃんかよ「僕」」
 僕の思ったことを勇美が喋り、僕の感じていることを朝子が受け答えた。

 剣道部の女子────勇美に狙いを定めて憑依をした僕は、まず、驚いた。
 「僕」は剣道場にいるのに、体育用具室にもいたのだ。
 最初はどういうことかわからなかったけど、すぐに理解した。
 僕は朝子と勇美のカラダを、同時に乗っ取ったんだ、と。

「変な感じだよな……んぁっ、ぼ、僕は、ここにいるのに、お前も僕、だなんて」
「でも、こうして同時に乗っ取らなきゃ、あぅっ、こんなこと、できなかったろ?」
 二人の女を同時の乗った僕は、体育用具室で、朝子と勇美のレズプレイに及んだ。
 モデル並みのスタイルを持つ朝子に対して、勇美のカラダはどちらかといえば発育が悪い。しかし、その代わりとばかりに感度は朝この比にならないほど凄まじかった。
 女にもいろいろあることを知り、男どころか本当の女でさえ知りえない感覚に、僕はどんどん溺れていく。
「はっ、はっ」
「ひぅ、ひんっ」
 美少女同士でキスをして、胸を揉み、アソコをこすり合わせ、薄暗い体育用具室を喘ぎ声でいっぱいにする。
 二人分の少女の快感がいっぺんにのしかかり、気持ちよさに頭がおかしくなりそうだ。

「はんっ、こ、これイッたら、次、あの先生に憑依しようぜ」
「いいな、それ。アッ、あの、先輩も、呼ぼうぜ」
「最後はろ、6Pか。こ、興奮すんな、はぁ」
「か、考えただけで、感度が、ンッ、い、イキそ……!」
「あ、ああ、僕も、僕もイクゥ!」
「「はああああああああああ!!」」

 ────…
 僕はそれから、女の体を堪能しまくった。
 竹刀自慰に、教師プレイ。
 真面目な風紀委員の体で公開オナニーもしてみた。

 僕は六粒のチョコを全て食べて、6人の女のカラダで何度もイッた。
 どれほど時間が経ったのか、気にすることなんて、一度もなかった。
 
 だから

 翌朝、「僕」の身体が冷たくなって発見されるなんて、考えもしなかった。
 
 ……でも、僕は後悔していない。
 これから、六人分の人生を生きなきゃいけないのだから。

「後悔なんて、するヒマないよね♪」






エロいシーンはすっ飛ばしました(ぉ
世の中には、憑依できるなら死んでもいいタイプとそうじゃないタイプがいるらしいです
私は前者ですね 乗っ取りサイコー
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非公開コメント

やっぱりネコスもいいですけど、ダークな憑依乗っ取りは最高ですね。

Re:

> N.D さん
コメントありがとうございます
気にいって頂けたのなら嬉しい限りですー

たまに思い出したような頻度で出しますがダーク系物語は自分の大好物です
そろそろ憑依以外のダーク系も出してみたいですねー
まぁ、ゆるゆるいきます

No title

ああ、乗っ取り最高ですね v-10

Re: No title

コメントありがとうございます
過去作の中でもこの話の拍手数は群を抜いていますねぇ
エロか、やはりみんなエロが好きなのか 自分も好きじゃーッ
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巫

Author:巫

・TS好きのはしくれ
・小説モドキを主に不法投棄します
・えろいといえなくもない表現を時々するため、10代前半以下の方の閲覧はお勧めしません

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・……上記のように妙な言い回しをする悪癖あり

・モドキとはいえ小説を公に無断転載してはいけません 常考
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