TSについて語ってみた3

TSについての魅力や該当作品を語りたいと思います
あくまで私見なので間違ったことをいっている可能性は大です
それを踏まえたうえで、興味のある方はどうぞ

心理学的見地の小難しい話は一切ありません
また、T・Sと略すゲームや漫画とも無関係の話ですのでご了承ください
今回はちょっと、長話になっています。


前回は『憑依』について語りましたので、今回は『3:変身』について少し語りたいと思います


下のリストは、語りの一回目で表記したものです

3:変身
3-1:自分が異性に
3-1.1:魔法などの超常パワーで
3-1.2:遺伝子などによる後天的性転換(半陰陽とも)
3-2:自分が他人に
3-2.1:魔法などの超常パワーで
3-2.2:相手の皮を着て(変装ともいえなくもない)


それぞれ、どんなものなのか、該当作品を例に解説したいと思います


3-1:自分が異性に
おそらく、変身と聞けばほとんどの方がコレを思い浮かべることでしょう
服を着替えるだけの美少女戦士や魔法少女。またはベルトなどでヒーローに変わることも変身と呼ばれていますが、そっちは放っておきます。朝起きると虫に変身していた小説も除外です。

『朝起きたら・気が付いたら、女(男)になっていた』略称・あさおん
これが鉄板のパターンであり、実に多くのメディアで活用されています。
たいてい、元の自分の面影が残っている場合になるので、少々ナルシスト成分があるような気がします。
任意変身の場合とそうでない場合があります。変身原因はストーリーと密接に絡むため、いろいろ。

3-1.1:魔法などの超常パワーで
魔法・化学・パラレルワールド・などの常識を超えた力で変身します
『けんぷファー』という該当作品を例に語ります。
朝起きて→鏡を見て→女の子が映っていた。
テンプレートのようなこのパターンを踏襲し、説明も何もまったく省いて主人公が異性になっていた状況を表現しています。
しかも変身したのは魔法なので、これ以上ないぐらいわかりやすい変身のパターン

ゲームなどでは、男の主人公がある日目覚めると女の子になり、そのままバッドEND扱いされたりもしていますが、TS好きにとってはむしろそこからが始まりです。
もちろん、変身しているところからゲームスタートというパターンも珍しくなく、『Xchange』『ふたば☆ちゃんねる』『おすめすタイムスリップ』などなど多く見かけます。

少々特殊な変身なのが、上の『おすめすタイムスリップ』や小説『ぼくのご主人様!?』。
あさおんパターンであることは間違いないのですが、実際はパラレルワールドの自分との入れ替わりなので、変身というよりは入れ替わりといった方が正しいかもしれません。

3-1.2:遺伝子などによる後天的性転換(半陰陽とも)
男(女)として生まれてきたが、成長するにつれて本来は違う性別であったと判明することを指します
最初に言ったとおり、医学的見地からの語りは私には無理なので割愛しますが、
どうも実際にある病気っぽいです。漫画『性別がないっ!』などが良くわかると思います
漫画的見地からの例を挙げるのなら、『ふたば君チェンジ』がそのものズバリ。


3-2:自分が他人に
上記の変身と異なり、自分が実際にいる人間の姿をコピーするパターンです
さらに、こちらは自分自身が任意しての変身である場合がほとんどで、
『朝起きていたら誰々になっていた』というパターンは大体、変身ではなく入れ替わり・または憑依の話です。
こちらも変身原因はストーリーと密接に絡むため、いろいろあります。


3-2.1:魔法などの超常パワーで
魔法・化学・パラレルワールドなどの常識を超えた力で変身します
スタンダードなのはウーロンなどの妖怪変化でしょうか
細かい説明一切不要で、『変化ッ』と唱えるだけで他人に早代わりします
どこかの海賊王になりたい男の漫画にも、他人に化けるオカマが出ていましたね
他に、ゲームではDQシリーズ4作目などで魔法による変身を行っています
ギャグから戦法にまで幅広い用途を持つのが、他者変身です

3-2.2:相手の皮を着て(変装ともいえなくもない)
皮モノと呼びます。これも上記の、常識を超えた力で変身というパターンで間違いはありません
ではなぜ上記と差別化するのかというと、実はこのパターン、TSの第四勢力と言っても差し支えのない支持率があるのです。
皮モノは変身ですが、変身と聞いてもほとんどの方は皮モノを連想しないと思うのですが、どうでしょう。実際にアンケートをとったことはないので断言はできません。
私見になりますが皮モノは皮モノ。変身は変身。というように、この二つは別ジャンルで考える傾向があると思います。
皮モノは入れ替わりのように、自分の肉体にはデメリットはなく、また任意で他人になるということから、
憑依に近いのかもしれません。そもそも、他人の皮を剥いでそれを着るなんていうのは一歩下がってみるとかなり猟奇的ではないでしょうか。
憑依好きは外道という、前回の言葉にも準ずるのでこれで手打ちにしたいところですが、やはり、皮モノは憑依ではありません。
なぜなら皮モノには、魂などといったたオカルト分野の概念は不要という点が、二つの違いを明確にしています。
しかし同時に、自分の肉体そのものが変化するわけではなく、あくまで他人の皮を着ているので、これは変装ではないかとも私は思います。もっとも、自分の肉体は着る皮に合わせて骨格など変化しているので、やはり皮モノは変身ともいえます。
変身であると言い切れない理由が、男が女性の皮をまとった場合、自分の男性自身が、女性の皮を突き破って飛び出すという一点にあります。
外見上は「誰か」なのに、その股間には中身の男のアレが……。

以上のことから、皮モノは変身であると同時に、第四番目の代表的TS要素であると言えるのではないでしょうか。
ただ支持率が高いとはいえ、やはり猟奇的要素があるせいか、一般紙はおろか成年誌でも皮モノ主体の話はほとんど見かけません。
某猫型ロボットの漫画に、『フリーサイズ着ぐるみカメラ』(うろおぼえ)とかいう道具があります。
のびたのママの身体なのに、顔はあの青狸というシュールな光景がありました。

皮モノすべてに言えますが、皮の中身はいったいどうなっているんでしょうね。
とにもかくにも、次は変身の魅力について語ります



変身とは読んで字のごとく、身体が変化することを示しますので、
大雑把なことをいってしまうと『入れ替わり』も『憑依』も変身の範疇を抜けられないと思います

変身に至る過程を付加することにより、TSというジャンルは
『入れ替わり』『憑依』『変身』(皮モノ)として差別化されるのです。

つまり変身の魅力とは、TSというジャンルそのものの魅力を指すことと同じ意味であると思います

これを前提として、TSの魅力を私なりに語らいたいと思います

先ほどもいいましたが、TSというジャンルは状況により差別化するわけです。
つまりこのジャンルで一番重要なポイントは、シチュエーションであるといえます。
変身に慣れると、『らんま1/2』のような状態になり、異性に変化していても何の感慨もなく振舞います。
そのため、女らんまは乱暴な女キャラとしか私の目には映りません
このような状態を当然系といい、
自分が女であることが当たり前になってしまいます。
ただ、当然系でも心は男のままなので、言動思考は男・姿は女という立派なTS娘が出来上がります
当然度が進行していくと、『xchange』のように言動・思考も女性サイドになり、
記憶のみが男であったと言い張る、TS成分の薄いTS娘が出来上がります

以上に萌えられる方は、第三視点からのTS好きだと勝手に解釈します
第三視点、つまり性転換した人物を一歩引いた目で見て萌えることのできるTS愛好家は、自分自身がTSしたいわけではなく、TSした人物に萌えるという思考を持っているのではないでしょうか。
もちろん、そこには第一視点(TS娘に共感し、萌える。つまり自分が性転換したいタイプ)のTS愛好家も含まれています。
第一視点の方は、第三視点にも萌えられますが、逆のパターンは少ないかと。
たとえば、TSした友達とセックスをするのは大変萌えるが、もし自分がTSしたらセックスなんてしたくない。
こう考える方は第三視点のタイプではないかと思います。
逆に、自分がTSしてもしなくても萌えられるタイプが第一視点です。



とまあ、自己満足にしか過ぎない無意味な定義はともかくとして、
そもそもTSのどこに萌えるのかという根本的な所を考察してみます

第一として、自分ではない自分になりたいという願望が満たされるため
自分好きの一環として、違う姿の自分も愛したいタイプと、
自分が嫌いで、第二の人生的な意味合いで違う人間になりたいタイプ。
そのどちらでもないが、違う自分になりたいタイプがいます

第二に、自分の欲望を体現できるため
第一と似たような萌え理由ですが、こちらは性的な面が強く出てます
自分より上の人間になりたい。(金持ちお嬢と強盗との入れ替わりとか)
復讐をしたい。(寝取られた自分の元彼女に憑依し、破滅させるとか)
異性の快感を味わいたい。(あさおんし、Hしたりとか)
そういったあらゆる欲望を可能にするのが、TSというジャンルです

第三として、ギャップが楽しいため
上記の二つと違い、第三視点としての傾向が強く出ています

たとえば、粗雑な男が可憐な少女に変身していたり。
たとえば、男らしい少女と女らしい少年が入れ替わったり。その逆だったり。
たとえば、男なのに身体は女で、男相手にときめいたり。そしてそんな自分の気持ちに戸惑ったり。


以上のようなビフォアーアフターを踏まえてみると、女になった男。男になった女に萌えませんか?

萌えたのなら、あなたはきっとTS愛好家です。
恥じ入ることはありません。人は誰しも変身願望を持っているのです。
変身願望といっても一番初めに述べた、魔法少女やヒーローへの変身も、TSとは違いますがやはり変身願望です。
これは、第一のTS萌え要素、『違う自分になりたい』に通じる部分があります。

TS好きの傾向が強いか弱いかの違いはあるでしょうが……。
これを読んだあなた。どうかTSを嫌わないでください。
それだけが私の望みです。


と、どっかの妄想野郎の遺書っぽい文はともかく、まとめに入ります。

TSの魅力は、違う自分になれること。欲望を叶えられること。
そして、TS娘の魅力とは、ビフォアーアフターによるギャップを楽しめること。

私はそう、定義したいと思います。



長くなりましたが、ここまで読んでくださってありがとうございました
以上をもって、私の自己満足的なTS語りは一旦終了します。
またいずれ、勝手に語りだすかもしれませんが、ぬるい目で見てやっていただければ重畳です。

なお、これまでの語らいは、すべて私個人の見解です。要するに好き勝手言っているだけです。
「憑依好きが外道? 皮モノは猟奇? ふざけんな氏ね」と思った方、投石はご勘弁ください。
「お前の言ってることは何一つわかんねーが、俺はTS愛好家だ!」という方も、私は否定していません。

十人十色。それぞれ個人のTS定義があり、私では思いつかない見地からのTSモノが生まれることを、わくわくしながら待っています。


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No title

これがTSの魅力の正体だったんですね!
好きだと思っていたんですが、全然理解できてなかったようで、ハッとしました
ジャンルごとに詳しく書いてくださって、すごく勉強になります
4年越しにごめんなさい……。

Re: No title

うぉう、古い記事にまで目を通してくださってありがとうございます
あくまで私見なので自分の信じるTS道の踏み台にでもしてやってくださいです
プロフィール

巫

Author:巫

・TS好きのはしくれ
・小説モドキを主に不法投棄します
・えろいといえなくもない表現を時々するため、10代前半以下の方の閲覧はお勧めしません

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・ぬるい目で見守っていただければ重畳
・……上記のように妙な言い回しをする悪癖あり

・モドキとはいえ小説を公に無断転載してはいけません 常考
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