ネコス2


ネコス ~求人編1

 こんにちは。
 みなさまの変身願望を叶える喫茶店「ネコス」のマスターです。美人ですよー。
 今日は、ねんがんのTSっ娘を手に入れたぞ! って気分で非常にご機嫌です。
 というのも、今、私の目の前にはネギ背負ったカモ……もとい、恋に悩む少年がいるのです。
「あの、マスターさん。ボクはどうしたら……」
 この少年、何を勘違いしたのか、この「ネコス」は恋のお悩み相談を受け付けているとかいうわけのわからん噂を信じ、やってきたらしい。
 はっきりいって他人の恋路なんざ知ったこっちゃねーですが、うまくすればバイトゲットの流れになると思います。
「マスター?」
「え? ああ、はいはい聞いてましたよ? つまりクラスの女の子に告白したいけど勇気が出ない。と、そういうわけですね」
「はい。それに、噂じゃ男が嫌いって話も……」
 噂なんか当てになりませんけどねー。とは、口に出しません。私、優しい美人マスターですから。
「では、そんなあなたにこれをどうぞ」
「コーヒー、ですか?」
「ええ。私のオリジナルブレンドです。普通のよりも、一時間効果が持続するようにしました」
「はぁ……?」
 もしやこの少年、ここがどういう店か本気で知らないんでしょうか。
 もういいからとっとと飲みやがってください。催淫効果付きなので、女の子になった瞬間、えろえろな気分になることでしょう。
 あとは、奥にある私の部屋で…………ふふふふふふふ。
「なんだかよくわからないですけど、いただきます」
「はいはいどうぞどうぞー」
 ――――――――

「こ、これが……ボク?」
 キタコレ!(・∀・)
 やっぱり少年が美少女になるのはたまりませんなぁ。
 サイズが合わなくなってたぶついた学生服がそそりますぞぉ。ぐへへへへ。
「あふっ……? ま、マスター。ボク……はぁ、はぁ……」
 キターーーーーーー! 効いてきました効いてきました!
 さあ、えろえろに突入ですよ。えろえろ!
「こんにちはー、兄さん。元気です……か……?」
「………………」
 なんということでしょう!
 ここ一番というときに、お約束の邪魔者登場です!
 しかも私の妹! レズプレイはさせてくれず、あまつさえ、いまの私を唯一兄さんと呼ぶ空気の読めない妹じゃないですか!
「はあ、はあ、はあ……んっ……んん? あ、青葉さん……?」
 興奮気味の元少年は、熱っぽく潤んだ瞳で、私の妹、青葉を見やがります。
 これは、あれですか? この元少年の思い人は私の妹だったとか、そんなオチですか?
「え……もしかして、青田くん? 兄さん、まさか彼を」
 いいから空気読んでさっさと退場しやがってください。二人が知り合いなのはわかりましたから。
「あ、青葉さぁん。……ボク、ボク、なんだか体がすっごく熱くて……」
 ああっ、い、妹の、妹の胸に手を! 私だって触ったことのない妹の胸を、元少年が!
「青田くん……ええ、いいわ。大丈夫。私に任せて……」
 おいおいおいおい、妹よ。なぜ頬を染めながら元少年の手をとりやがりますか?
 なんで寄り添いながら私の居住区に入ろうとしているんですか?!
「兄さん、お部屋、借りますね」
 妹は笑顔でそういうと、元少年とともに店の中から姿を消したのでした。
 五分後。私の部屋から女の子二人のなまめかしい声が聞こえてきたのは言うまでもないでしょう。
 ……つーか。納得いきません。
 姉になった私とはプレイできなくて、クラスメイトの元少年とは出来るってどーゆことですかコンチクショウ!
 そんなわけで、奥の部屋からのえろい声を聞きながら、今日も私は一人きりでお店を切り盛りするのでした。
「くすんっ…………ってかムカつきますーーーーーー!!!!」
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巫

Author:巫

・TS好きのはしくれ
・小説モドキを主に不法投棄します
・えろいといえなくもない表現を時々するため、10代前半以下の方の閲覧はお勧めしません

・当ブログのリンクはご自由にどうぞ
・ぬるい目で見守っていただければ重畳
・……上記のように妙な言い回しをする悪癖あり

・モドキとはいえ小説を公に無断転載してはいけません 常考
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